09年度、ゼロ成長で調整＝今年度はマイナス改定−政府経済見通し（時事通信）

2008年12月09日(火) 18時33分

　内閣府は9日、7−9月期の国内総生産（GDP）改定値を踏まえ、2009年度政府経済見通しの策定作業に入った。物価変動の影響を除く実質成長率は、ゼロ成長を軸に調整している。政府経済見通しで実質ゼロ成長を見込むのは、IT（情報技術）バブル崩壊後の不況だった02年度以来。物価の影響を含んだ名目成長率は若干のプラスとなる見通し。
　与謝野馨経済財政担当相は11月下旬の記者会見で、09年度実質成長率について「プラスになる自信はとてもない」と述べ、ゼロもしくはマイナス成長になるとの認識を示している。　

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