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2008年12月09日(火) 18時21分

<西武>三井、入札制度で大リーグ挑戦へ…球団が「容認」毎日新聞

 西武の三井浩二投手(35)が9日、ポスティング(入札)制度による大リーグ挑戦を球団に申し入れ、球団も了承した。コミッショナー事務局への、入札の申請手続きをいつ行うかは未定。過去、西武から入札を申請した選手は森慎二、松坂大輔両投手に続き、三井が3人目となる。

 三井はこの日、埼玉県所沢市内の球団事務所で行った、球団との交渉後に会見。06年の日米野球に出場した時からで大リーグ挑戦を意識するようになり、昨オフにも球団に入札による移籍を希望していた。三井は「球団には年齢的なことも考えてもらった。35歳という年齢からも、そんなに長く野球をやれるわけでない。米国で野球人生を終えるくらいのつもりでいく」と語った。前田康介球団本部長は「本人の意思を尊重し、容認することにした」と述べた。

 三井は社会人・新日鉄室蘭から新日鉄広畑を経て00年のドラフト2位で西武に入団。プロ2年目の02年には10勝(2敗)を挙げ、05年からリリーフに転向。今季も中継ぎとして23試合に登板し、1勝1敗、防御率7.50だった。【田中義郎】

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