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2008年12月09日(火) 08時40分

10代が選ぶ、2008年の重大ニュースBusiness Media 誠

 10代の若者は、2008年をどんな年と感じているのだろうか。セーラー万年筆が調査した「10代が選ぶ重大ニュース」によると、1位は「世界金融危機」であることが分かった。サブプライムローン問題に端を発する金融危機は「私たちの生活を脅かしており、10代も無関心ではいられなかったようだ」(セーラー万年筆)としている。

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 2位には「福田首相辞任〜麻生新内閣発足」、3位「北京五輪開催」、4位「米国 次期大統領にオバマ氏」がランクイン。2年続けて前任者が辞任した日本の首相と、若さと言葉で勝ち抜いた初の黒人大統領に注目が集まったようだ。また北京五輪には関心が強く、10位には「水泳・北島康介選手、2連覇、2冠」が選ばれた。

 また殺人に関するニュースとして、6位に「大阪“引きずりひき逃げ”事件」、8位に「秋葉原無差別殺傷事件」が入った。いずれも悪質な事件で、「10代も関心を寄せる街・秋葉原での事件は『誰でもよかった』という犯人の動機が衝撃的だった」(同)

 印象に残った流行語では「ういっしゅ!(DAIGO)」がトップ。DAIGOさんの「ういっしゅ!」は2008年流行語大賞のノミネートから外れたものの、10代からは多くの支持を集めた。2位には「あなたとは違うんです」、3位は北島康介選手の「なんも言えねー」。このほか「グー!」(4位、エド・はるみ)、「世界のナベアツ」(6位)、「キターー!!」(7位、山本高弘)、「オモロー」(9位、世界のナベアツ)など、お笑い系の言葉が目立った。

 インターネットによる調査で、全国の10代の男女500人が回答した。内訳は小学生が12人、中学生が48人、高校生が256人、大学・短大生が136人、専門学校生が20人、社会人が9人、その他が19人。調査期間は11月17日から11月20日まで。

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