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2008年12月09日(火) 13時07分

ストローで楽に膨らむ!用途自在のトラベルクッションOh! MyLife

 本記事は記者が2008年11月に体験したストロー・オールマイティークッションの体験リポートである。本製品は空気で膨らませるタイプのクッションである。商品名のとおり、枕や足置きとしても使用できるオールマイティーなクッションである。

 本製品の最大の特徴は、これも製品名の一部になっているとおり、ストローを使用して空気を入れることである。ストローを使用することで浮輪についているようなバルブ(エアプラグ)型に比べ楽に空気を入れることができる。

 記者は2007年10月に現在の住居に引っ越し、ようやく1年が過ぎた。引っ越しの契機はもともと居住していた新築マンションの売買契約を消費者契約法(不利益事実不告知)
に基づき取り消したことである。

 引っ越しによって居住面積が50平方メ−トルから90平方メートル弱に拡大したため、家の広さに比べて物が少ない状態であった。特にソファが置いてあるだけの殺風景なリビングにクッションを置いてみたいというのが今回の体験リポート「携帯に便利なエアクッション」の応募動機である。製品は2008 年11月21日に当家に到着した。製品は奥行き20cm足らずの長方形のビニール袋に入れられていた。これならばコンパクトであり、旅行時もかさばらずに便利である。

■コロンブスの卵と同じで最初に着想することは大変

 袋を開けると、クッションのビニール皮の匂いが強烈である。いかにも新品という感じがする。皮の表面にはフロッキーで加工されており、起毛で柔らかい肌触りとなっている。早速、ストローを使って空気を入れてみる。ストローは製品に付属しているが、市販のものでも可能である。

 ストローを製品の右上にある丸いセロハンで覆われた部分に差し込み、空気を入れる。セールスポイントに「楽に膨らむ」とあるとおり、バルブに空気を入れるよりもはるかに楽である。バルブの場合、対象物を顔に近づけないと空気を入れられないために、それだけで疲れてしまう。この点、ストローならば対象物と距離があり、楽な姿勢で空気を入れられる。ストローは取り換えることができるので、衛生的でもある。

 空気を入れ終えたら、ストローを抜き、空気注入口を指で押さえる。

 「このような簡単な方法で穴がふさがるのか」と思っていたが、実際にふさがった。ストローを差し込むということは穴を開けることを意味し、ストローを外したら、そこから空気が漏れてしまうのではないかとの心配は杞憂(きゆう)であった。実に簡単にクッションを作ることができた。作ったクッションはソファに置いたり、抱え持ったりして愛用している。

 ストロー・クッションは後から考えると何気ないアイデアであるが、コロンブスの卵と同じで最初に着想することは大変である。しかも、この問題では空気を入れたストローを外した後に空気を抜けなくするという技術的課題を解決する必要があった。

 製造元の株式会社ゴーウェル(京都市右京区)はユニークなアイデア商品を次々と製作している。今後も便利な商品を開発されることを期待する。

(記者:林田 力)

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