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2008年12月09日(火) 21時31分

中堅・大企業向けに6000億円=資金繰り支援、さらに上積みへ−政府時事通信

 経済産業省は9日、世界的な金融危機の影響を受けた中堅・大企業の資金繰り支援策として、今年度第二次補正予算案と来年度当初予算案で計6000億円を確保し、金融機関融資の拡充を図ることで財務省と合意したと発表した。二次補正予算案の確定時に金額をさらに大幅上積みすることでも合意しているという。
 中小企業向け資金繰り支援は現在、30兆円規模の融資保証・貸し付けが予定されているが、中堅・大企業も10月以降、金融危機の深刻化を受けて社債などによる資金調達が難しくなっており、金融機関融資を通じた支援が必要と判断。不動産投資信託(リート)を含めて支援する案も検討されている。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000215-jij-pol