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2008年12月09日(火) 21時29分

世界全体で温室ガス削減を=イベントで訴え−日本政府時事通信

 【ポズナニ(ポーランド)9日時事】国連気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)に合わせ、日本政府は9日、産業・部門ごとに温室効果ガス削減可能量を分析し、地球温暖化対策に役立てるセクター別アプローチについて発表するイベントを開いた。同アプローチを活用した分析結果を紹介し、先進国だけでなく新興国にも削減する余地があるとして、世界全体で削減に取り組む必要性を訴えた。
 政府は同アプローチについて、先進国が2020年ごろまでの中期的な削減目標を決める上でも有用であることを説明。削減可能量分析では、取り組みに掛かるコストも考慮するため、各国の負担の重さを公平にしながら、目標を設定できることを強調した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000214-jij-int