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2008年12月09日(火) 21時20分

<国会図書館>中央官庁職員録の公開再開 住所などなし毎日新聞

 国立国会図書館(東京都千代田区)は9日、利用停止となっていた住所や電話番号などが記載されていない全中央官庁の職員録の閲覧、複写を再開すると発表した。準備が整ったものから順次利用できるようにする。

 元厚生事務次官宅連続襲撃事件を受け、先月20日から所蔵している厚生労働省の職員録を閲覧できないようにしたほか、今月からは全中央官庁の職員録800〜900冊についても利用を停止していた。住所や電話番号などが記載されている職員録は引き続き閲覧などができない。

 一方、厚労省も、連続襲撃事件後からホームページ上で閲覧できないようにしていた約350人分の幹部名簿の再掲を始めた。一般入庁者のチェック強化は当面続けるという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000142-mai-soci