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2008年12月09日(火) 20時45分

<雑記帳>人が歩くと発電する「発電床」実験…JR東京駅毎日新聞

 JR東日本などは10日から2月まで、人が歩くと発電する「発電床」の実験のため、東京駅八重洲口の改札や階段の床約25平方メートルに発電マットを設置した。

 マットには振動を電力に変える「圧電素子」が内部に組み込まれている。実験は3回目。改札を1人が通過する発電量は前回の10倍の1秒当たり10ワットに改良されたが、総発電量は1日1400キロワットで白熱球1個を約4時間点灯させる量にとどまる。

 実用化には発電力や耐久性のアップが課題だが、10年以内の実用化を目指す。景気も足元も冷え込んできたが、せめて皆の通勤の足でエネルギー浪費の防止に貢献してはいかが?【鈴木一生】

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