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2008年12月09日(火) 20時19分

<高野連>松山商など8校などの処分を上申毎日新聞

 日本高校野球連盟は9日、大阪市内で審議委員会を開き、松山商など8校を有期の対外試合禁止処分に、3校の指導者を有期の謹慎処分とするよう日本学生野球協会に上申することを決めた。

 春夏の甲子園で計7回の優勝を誇る松山商では、1年生部員8人が一般生徒1人にいじめなどを繰り返していたことが判明。北海道栄では、2年生が修学旅行先のロサンゼルスの空港で集団万引きしていた問題で、野球部員7人がかかわっていたことが分かった。

 また、広島・英数学館の野球部長は、保護者会からの部への援助金約110万円を流用していた。部長は11月10日付で懲戒解雇されたという。

 【対外試合禁止処分】大阪・西成(部員の部内暴力)▽鹿児島・薩南工(部員の部内暴力・いじめ)▽愛媛・松山商(部員の部外暴力・いじめ)▽茨城・東洋大牛久(部員の窃盗)▽鳥取・鳥取工(部員の部内暴力・いじめ)▽山形・酒田北(部員の部内暴力、恐喝)▽福岡・三井(部員の喫煙)▽北海道・北海道栄(部員の万引き)【謹慎処分】青森・弘前東(部長兼監督の部外暴力)▽東京・芝(監督の部外暴力)▽広島・英数学館(部長の運営援助金流用)

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