記事登録
2008年12月09日(火) 19時42分

<トヨタ>北米で減産拡大毎日新聞

 トヨタ自動車は9日、北米の4生産拠点(計5工場)での生産を来年1月までに最大10日間停止すると明らかにした。トヨタはすでに北米の全工場を年末休暇前の2日間止めると決めているが、景気悪化に伴う販売不振が深刻なため、減産規模を拡大する。

 対象はカナダの2工場と米インディアナ州、ケンタッキー州の工場、カリフォルニア州にある米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場。来年1月末までに1〜10日間、断続的に止める。小型車「カローラ」や中型車「カムリ」などほとんどの主力車種を減産する予定で、減産の規模は数万台になる見通し。

 トヨタの11月の米国販売台数は前年同月比33.9%減で、7カ月連続の前年実績割れだった。【宮島寛】

【関連ニュース】
トヨタ:国内工場の土曜稼働中止検討 09年1〜3月予定
豊田市:法人税9割減 自動車不況で 今年度当初比 愛知
トヨタ:北米で一段の減産…米紙報道
新車販売ランキング:「ムーヴ」が3カ月連続で首位
米新車販売:36%減 3カ月連続100万台割れ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000103-mai-bus_all