2008年12月09日(火) 19時40分

横浜の工藤、55％減の5千万円＝28年目へ「勝ちにこだわりたい」−プロ野球（時事通信）

　横浜の工藤公康投手（45）が9日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、野球協約で定められている減額制限を超える約55％減の5000万円プラス出来高払いでサインした。
　今季はわずか3試合の登板で勝ち星なしの2敗。実働27年のプロ野球記録を樹立したものの、昨オフに手術した左ひじ周辺の張りのためシーズンの大半を2軍で過ごした。「働いていないので、何があっても（提示額を）のもうと思っていた」と言う。
　西武時代の1985年からの連続シーズン勝利も23年で途切れ、「勝てずにチームに貢献できなかったので（来年は）より勝ち星にこだわった部分が必要」と雪辱を誓った。
　来季はプロ野球史上最長を更新する28年目を迎える。「長くやっていることでチームのために自分がやれることを見つけたい」と話した。金額は推定。　

【関連ニュース】
・ 〔写真特集〕プロ野球・2008日本シリーズ
・ 〔写真特集〕ON・プロ野球黄金期 長嶋茂雄
・ コミッショナー公示(9日)=プロ野球
・ 新時代につながるか=巨人、大逆転でセ制覇
・ ともに力尽きるまで=「KK」、同じ年に引退

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000154-jij-spo