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2008年12月08日(月) 16時59分

愛人、暴行、隠し子…デーブのフロント転出は世間体?夕刊フジ

 愛人、暴行、隠し子など、プライベートでのスキャンダルが続出した西武・大久保博元打撃コーチ(41)の解任。フロント入りが、8日にも発表される。今後は球団に残り、陰から渡辺監督をサポートしていくことになるが、周囲からは「ほとぼりが冷めるまでの暫定措置」との声も聞かれる。

 大久保コーチの転身先として有力なのが、編成担当とスコアラー。だが、スコアラーならば、選手を指導することに何の問題もなく、実質は「打撃コーチ」の肩書が外されるだけとなる。

 近年は、どの球団のスコアラーも、ティー打撃の球を投げるなど、練習の手伝いをするのが当たり前の光景。中には「陰の打撃コーチ」として、本物の打撃コーチ以上に選手の信頼を得ているスコアラーもいる。

 当然、大久保コーチがスコアラー登録されれば、通常の打撃練習ばかりか、自身が始めた早出特打ち「アーリーワーク」に付き合うことも可能だ。変わるのはユニホームを着られないことと、ベンチに入れないことだけ。また、パ・リーグの公式戦では無理だが、オープン戦や交流戦期間中はベンチに入ることもできる。これで「コーチ解任」の意味があるのかどうか。

 また、西武は今季までソフトバンクのバッテリーコーチを務めた大石友好氏の入閣を予定している。この大石氏は西武バッテリーコーチだった97年に、プロ野球脱税事件に関わり、起訴はされなかったものの、解雇された。ところが大石氏は、ほとぼりが冷めた1年後に、当時の東尾監督の猛プッシュで再びコーチとして復帰を果たした。

 今回の大久保コーチも同様、渡辺監督が強く買っているだけに、2010年には復帰することが濃厚。「西武らしい」といえばそれまでだが、今回のフロント転出は、単に世間体を取り繕うためだけのものになりそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081208-00000012-ykf-spo