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2008年12月08日(月) 08時52分

携帯各キャリア、冬の新機種がトップに──携帯冬商戦も本格化+D Mobile

 11月第5週の販売ランキングも、各キャリアの2008年冬商戦向け新機種が好調。NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルはこれら新機種がランキングの上位を占めている。注目モデルも出そろい、いよいよ冬商戦も本格化してきそうだ。

【表:各キャリアの携帯販売ランキング(11月24日〜11月30日】

●「F-01A」が連続首位、冬の新機種のランキング占有率5割に

 前回の新機種登場ラッシュの勢いは衰えず、今回の販売ランキングもかなり大きな変動があった。

 首位は前回と変わらず富士通製の「F-01A」が獲得。連続首位記録を「2」とした。

 続いて2位にシャープ製の「SH-01A」(前回3位)、3位にパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-01A」(前回2位)、4位にNEC製の「N-02A」(初登場)、5位にパナソニック モバイル製の「P906i」(2008年夏モデル)が入った。

 今回は11月28日に発売されたN-02Aが初登場。人気モデル「N906iμ」の後継機種として、厚さ12.9ミリの華麗なスリムボディはそのままにワイドVGAの3.2インチディスプレイや有効520万画素カメラを備え、機能が大きく向上した。2日間のみの集計で4位にまで食い込むということは、今後も人気が継続しそうな勢いだ。なお、前機種のN906iμもまだ7位に留まっている。

 2008年冬モデルは、1位から4位のF-01A、SH-01A、P-01A、N-02Aと6位のNEC製「N-01A」(前回4位)で、すでにランキングの5割を占めるほどになった。その一方で旧機種の値下げも著しく、「安いものでいい」「それほどこだわらない」といった層を中心にニーズがあるので、まだ旧機種も踏ん張っている。

 ボーナスシーズンに入り、いよいよ携帯冬商戦も本格化する。連続首位のF-01Aが独走するのか、それともほかの機種も含めて抜き抜かれつつの争いとなるのか。新機種が出そろってきたところで、ランキングの動きはさらに激しくなりそうだ。

●「W63CA」「W64SH」は今回も好調──新旧“Woooケータイ”も躍進

 au端末の販売ランキングは、2008年秋冬モデルが今回も好調。加えて、最近は月末の恒例となりつつある「旧機種の大幅値下げ」効果で下位の端末にもかなり変動があった。

 首位はカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W63CA」が連続で獲得。連続首位記録を「2」とした。

 続いて2位にシャープ製の「AQUOSケータイ W64SH」、3位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「フルチェンケータイ re」、4位に日立製作所製の「Woooケータイ W62H」(前回8位)、5位にソニー・エリクソン製の「Cyber-shotケータイ W61S」(前回4位)が入った。

 今回は、初登場の「Woooケータイ W63H」(11月28日発売)とWoooケータイ W62H、2つの日立製作所製“Woooケータイ”が目立つ動きをした。Woooケータイ W63Hは初登場で10位にランクインし、同じく新機種のEXILIMケータイ W63CAやAQUOSケータイ W64SHには及ばないものの、まずまずの滑り出しとなった。一方、夏モデルのWoooケータイ W62Hは、前回見かけた「新規シンプルコース一括で1円」効果がかなりあったと思える躍進を遂げた。最近、au端末を安価に購入したいなら「月末まで待て。1円端末が出るから」などとユーザー間でささやかれている。

 このほか東芝製の「W65T」も9位に入り、秋冬の新機種はauランキングの4割を占めている。

●8M CCDカメラ搭載の「930SH」と「FULLTOUCH 931SH」、1位と2位を占める

 ソフトバンクモバイル端末のランキングも、新機種の登場で動きが激しい。

 首位はシャープ製の「930SH」(前回2位)が獲得。続いて2位に同じくシャープ製の「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」(初登場)が入った。AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SHは11月28日に発売されたので集計期間が短いハンデがあったが、ソフトバンクモバイルの“シャープ製ハイエンドモデル”の初戦は930SHが勝利した。

 続いて3位にシャープ製の「816SH」(前回1位)、4位に「iPhone 3G(16Gバイト)」(前回3位)、5位にシャープ製の「FULLFACE 2 921SH」が入った。上位5機種のうち4機種がシャープ製、下位も含めるとランキングの7割がシャープ製端末で占めている。

 今回のサプライズは10位に入ったディズニー・モバイルの「DM001SH」。DM001SHはソフトバンクモバイルの「THE PREMIUM」シリーズをベースに“ディズニーの世界観”を盛り込んだ端末。発売からやや日が経過し、新機種「DM003SH」も登場するためか、値下げによる値ごろ感が上昇。ランクインを果たすほど人気を得たようだ。

●Touch DiamondとHSUPA端末好調──さらに隠し球も

 イー・モバイル端末の販売ランキングは、下位にいくつかの変動が見られた。

 首位は変わらず7.2Mbps通信対応のUSB型データ通信端末の「D02HW」が獲得。続いて2位にHTC製スマートフォン「Touch Diamond(S21HT)」、3位にUSBスティック型データ通信端末の「D11LC」、4位にHSUPA対応の新機種「D21HW」、5位にに7.2Mbps通信対応のUSBスティック型端末「D12LC」が入った。

 前回初登場で5位に入った新機種のD21HWは今回、1つ順位を上げ4位に。同じくHSUPA対応のUSBスティック型端末「D21LC」も前回のランク圏外から10位に浮上した。

 さて、イー・モバイルの2008年冬商戦はHSUPA端末が中心かと思っていたら、「Dual Diamond(S22HT)」なる隠し球を用意していた。しかも、発表間もない12月20日にいきなり発売するのは驚いた。現在好調のTouch Diamond(S21HT)とどんな争いを演じるか、今から楽しみだ。

※イー・モバイルの端末はまだ機種数が少なく、データ通信端末は別掲するPHS・データ通信端末のランキングと重複する部分もありますが、このランキングは「イー・モバイルの全機種」が対象となります。今後、機種数が増えるに従って対象範囲を調整することも計画しております。なお、イー・モバイル端末はキャリア総合ランキングの対象にも含めてあります。


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