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2008年12月08日(月) 12時11分

大麻譲り渡し慶大生に有罪=「社会に衝撃」−横浜地裁支部時事通信

 慶応大の学生2人がキャンパス内で大麻を売買していた事件で、大麻取締法違反(譲り渡し)罪に問われた同大商学部2年内田浩太郎被告(21)の判決公判が8日、横浜地裁川崎支部であり、阿部浩巳裁判官は懲役6月、執行猶予3年、追徴金7000円(求刑懲役6月、追徴金7000円)を言い渡した。
 阿部裁判官は、内田被告が身近な学生から大麻を入手していたことなどから「被告人周辺の大麻浸透は浅くないとうかがわれる」と指摘。「最高学府である大学内で売買が行われたことは社会に衝撃を与え、ほかの学生や教職員らの誇りを傷つけた」と述べた。
 一方、入手先を供述したことや、事件が報道され社会的制裁を受けたことなどを理由に執行猶予を付けた。 

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