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2008年12月08日(月) 02時10分

<介護タクシー>無許可運転手に業務させた疑いで逮捕 三重毎日新聞

 介護タクシー業務の許可を受けていない運転手に自社名義を使って業務をさせたとして、三重県警交通指導課と鈴鹿署は7日、同県鈴鹿市南玉垣町、介護サービス会社「エポック」社長、栗林晃子容疑者(35)を道路運送法違反(介護タクシーの無許可営業など)の疑いで逮捕した。運転手の同県四日市市京町、無職、山本良典容疑者(59)も同法違反の疑いで逮捕した。

 調べでは、栗林容疑者は07年10月1日〜12月31日、介護タクシー事業の許可を得ていない山本容疑者に、エポックが請け負った高齢者らの送迎業務をさせた疑い。山本容疑者は同社名義で介護タクシーの運送業務をした疑い。山本容疑者は「道路運送法違反とは思わなかった」などと主張、栗林容疑者は容疑を認めているという。

 エポックは今年9月、山本容疑者に運送業務をさせることで訪問介護費を不正請求し、介護保険法に違反したとして、三重県から居宅サービス事業者指定を取り消されていた。【福泉亮】

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