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2008年12月07日(日) 21時23分

<タイ>タクシン派が新党党首を選出 巻き返し目指す毎日新聞

 【バンコク藤田悟】今月2日の憲法裁判決で解党されたタクシン派の旧最大与党「国民の力党」から移行した「タイ貢献党」は7日、党大会を開いて党首にヨンユット元内務副次官を選出し、本格的に活動を始めた。解党判決に伴う公民権停止処分を免れた旧党議員213人のうち、約190議員の移籍を見込んでいるという。

 大会では「他党議員にも協力を求めて過半数を確保し、連立政権を目指す」ことを確認した。前日に「過半数確保」を発表した民主党陣営に対抗して、タクシン派政権維持に向けて巻き返しに全力を挙げる方針だ。

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