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2008年12月07日(日) 23時26分

<麻生首相>「7割ぐらいの宗教は労働は罰」天草で持論披露毎日新聞

 麻生太郎首相は7日、視察先の熊本県天草市内のホテルで演説し、高齢者の就労問題に関連して「世界中、労働は罰だと思っている国の方が多いんじゃないの。7割ぐらいの宗教の哲学は労働は罰だから」などと、独自の宗教観、労働観を披露した。

 そのうえで、日本人については「我々は働くというものは正しいと思って育ってきた。(日本では)神々は働いていたんだから。神々が行うなら善行に決まっている」と指摘。「労働は神が与えた罰と思っている国と、神と一緒にやる善行と思っている国では、労働に対する哲学が違う。それが日本の持っている底力」と述べた。【塙和也】

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081207-00000067-mai-pol