記事登録
2008年12月06日(土) 14時47分

「超連立」で自民分断狙う?=解散へ揺さぶり−民主・小沢氏時事通信

 民主党の小沢一郎代表が麻生太郎首相の退陣を想定して言及した、与野党による「超連立の選挙管理内閣」構想が憶測を呼んでいる。自民党内で強まる「麻生離れ」をにらみ、衆院解散・総選挙に向けて同党を揺さぶる狙いがあるとみられるが、足元の民主党内では、猛反発を浴びて頓挫した「大連立」構想の復活ではないかと戸惑う声も漏れている。
 首相との初の党首討論を終えた先月28日夜。小沢氏は鳩山由紀夫幹事長らとの会食の席で「麻生内閣はもたない」と断言し、「政権を投げ出せば全政党で選挙管理内閣をつくる」と口にした。鳩山氏が「大連立ですか」と尋ねると、「いいや、超連立だよ」と答えたという。 

【関連ニュース】
政界再編「衆院選後に判断」=新党視野
衆院予算委の詳報
首相発言また迷走=一層の求心力低下も
麻生首相、実体経済への影響阻止が使命=金融危機、衆院委で集中審議
「小沢首相」が絶対条件=選挙管理内閣なら

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081206-00000077-jij-pol