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2008年12月05日(金) 23時38分

「麻生政権がけっぷち」石原幹事長代理が強い危機感読売新聞

 自民党の石原伸晃幹事長代理は5日午後、支持者らを集めて都内のホテルで開いたセミナーで講演し、相次ぐ失言などで麻生首相の求心力が低下していることについて、「国民の6〜7割が1回、民主党に(政権運営を)やらせてみてもいいかと思っている。自民党の国会議員の7〜8割も、麻生政権で(衆院)選挙をやって与党でいられるか疑問を持っている状態だ。政治的にも経済的にもがけっ縁にある」と述べ、強い危機感を示した。

 次期衆院選に関しては、「選挙戦はいばらの道になるのではないか。こんなことはなかった」と指摘した。 自民党役員が「首相離れ」に言及するのは異例。

 石原氏の発言について首相は5日夜、記者団に「内容を聞いていないから分からん」とだけ語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000077-yom-pol