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2008年12月05日(金) 19時20分

<東洋シヤッター>火災時に降下しない恐れ毎日新聞

 国土交通省は5日、東洋シヤッター(大阪市)が販売した防火用シャッターが、火災時に降下しない可能性があると発表した。対象は愛知、岐阜、三重県で02年7月〜05年12月に販売された402台。建築基準法に違反する疑いがあり、同社は問題のない部品に無償交換する。

 国交省によると、シャッターを降下させる自動閉鎖装置の調整バネが過剰な力を伝え、装置を破損する恐れがある。402台は工場や商業施設、学校などで使用されているが、事故の報告はない。

 業界大手「文化シヤッター」(東京都文京区)の製品で9月に同様の問題が見つかり、自社製品を調査していた。問い合わせは平日午前9時〜午後5時半の間に東洋シヤッター(0120・674・705)へ。

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