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2008年12月05日(金) 17時25分

<携帯電話>PCに携帯、高額請求相次ぐ パケット定額対象外で 月100万円超請求も毎日新聞

 携帯電話の「パケット定額サービス」の契約者が、うっかりサービス対象外の通信をしたばかりに法外ともいえる高額請求を受けるケースが相次いでいる。1カ月の請求が100万円を超えた例もあった。適格消費者団体の京都消費者契約ネットワーク(京都市中京区)は契約に不備がある可能性が高いとみて、6日、無料電話相談を実施。不当な契約条項の無効を訴える裁判の提起を目指す。

 パケット定額サービスでは、メールやウェブ閲覧をどれだけしようと請求される料金には上限があるが、携帯各社ともUSBケーブルでパソコン(PC)と接続して行うデータ通信は対象外。契約の約款に明記されているが、ほとんどの利用者は詳しい説明を受けていないとみられる。

 そうした料金は一般の通信料よりはるかに高く設定。同団体には「10時間しか利用していないのに20万円も請求された」といった相談が寄せられている。携帯各社は返金に応じていないという。国民生活センターによると、パケット通信関連の07年度の相談は2102件で、前年度(1083件)のほぼ2倍。相談者が請求された06年度の月額平均は約16万円だった。

 適格消費者団体に認定されると、消費者にとって不当な契約などの差し止めを請求できる。京都消費者契約ネット事務局長の長野浩三弁護士は「通常の利用なのにあまりに高額。契約自体に欠陥がある」と指摘している。

 相談は午前10時〜午後4時。弁護士や消費生活専門相談員らが電話(075・211・4950)で応じる。【熊谷豪】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000029-maiall-sci