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2008年12月05日(金) 00時01分

「ガラスの丑」置物作りが急ピッチ 群馬産経新聞

 昭和53年から干支のガラス置物を作り続けている上越クリスタル硝子(群馬県みなかみ町後閑)で、来年の干支「丑」の製作が急ピッチで行われている。

 当初は数百程度の製作だったが、今年は年末までに1万800個を予定している。製作には9人の職人が3チームに分かれて取り組んでいるが、すべてが手作りとあって大忙しだ。製品は敷地内の売店で販売されているほか、大手百貨店のプライベートブランド品としても扱われている。2年前からは中国への出荷も始まった。

 胴体だけから金箔(きんぱく)を使ったものまで4種類あり、価格は5250〜2万1000円。同社の倉田昌隆常務は「ひとつひとつの表情が微妙に異なり、ガラスが延びる自然の風合いを楽しんでほしい」と話している。

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