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2008年12月05日(金) 00時01分

元宝塚トップスター、レオナール・フジタ展に共感産経新聞

 東京都台東区の上野の森美術館で開催されている「没後40年レオナール・フジタ展」(産経新聞社など主催)に4日、元宝塚トップスターによるユニット「T4」の(左から)貴城けいさん、湖月わたるさん、紫吹淳さん、彩輝なおさんが新宿コマ劇場で公演中のミュージカル「愛と青春の宝塚」の合間をぬって駆けつけた。

 20世紀初頭のパリで活躍し、戦後フランスに帰化した画家、藤田嗣治(レオナール・フジタ)が宝塚歌劇「パリゼット」(1930年)に役柄として登場していたと知った紫吹は「『すみれの花咲く頃』や『おお宝塚』が生まれた作品。そんな共通点があるとは」と驚いていた。

 湖月は「愛と青春の宝塚」が戦時中を舞台にしていることから「戦争の時代にも情熱や夢を持ち続けたことに共通点を感じます」と語った。「今もフランスで一番有名な日本人であるというのもうなずける」と満足そうな様子だったのは彩輝。猫をモチーフにした藤田のミュージアムグッズをプレゼントされた貴城は「私も猫が好きなのでうれしい」と喜んでいた。同展は来年1月18日まで。問い合わせは上野の森美術館((電)03・3833・4191)。

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