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2008年12月05日(金) 11時30分

<衆院選>杉村太蔵氏が正式表明 自民公認要求、駄目なら無所属でも 北海道1区毎日新聞

 次期衆院選の北海道1区(札幌市中央・南・西区)に出馬の意向を示している自民党の杉村太蔵衆院議員(29)=比例代表南関東ブロック=が4日、札幌市内のホテルで政経セミナーを開いた。道1区の自民党公認争いに敗れた後、公的な場での発言を避けていた杉村氏は「他の選挙区からの出馬は100%ありません。一度言ったことは絶対に曲げません」と無所属でも道1区から立候補することを正式に表明した。

 セミナー後に記者会見を開いた杉村氏は自民党公認を最後まで要求していく考えを強調する一方、「公認がないなら選挙に出られないという情けないことで国を背負っていけるでしょうか。覚悟を決めて、ここから出ます」と述べた。

 セミナーには、小泉純一郎元首相の首席秘書官を務めた飯島勲氏が講師に招かれ、杉村氏の高校、大学時代の同窓生ら20〜30代を中心に約600人が参加した。道1区には、自民党新人の長谷川岳氏(37)▽民主党現職の横路孝弘・衆院副議長(67)▽共産党新人の松井秀明氏(39)が立候補を予定している。【鈴木勝一】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000004-maiall-pol