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2008年12月05日(金) 11時44分

PC・携帯ともに、6割がダイレクトメールを読んでいる——アイシェア調べjapan.internet.com

効果的な広告宣伝のために、個人に直接アプローチする DM(ダイレクトメール)の存在がますます重視される傾向にあるようだ。実際のところ、ユーザー側はどのようにDMを受取り、どの程度目を通しているのだろうか。

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株式会社アイシェアは携帯電話ユーザーに対し「ダイレクトメールに関する意識調査」を実施、2008年12月5日、調査結果を発表した。

調査対象は、同社の提供する無料メール転送サービス CLUB BBQ の会員394名。男女比は、男性:51.5%、女性:48.5%。年代比は、20代:9.6%、30代:52.5%、40代:31.5%、その他:6.3%。調査期間は、2008年11月18日〜20日の3日間。

パソコンのメールアドレス、携帯電話のメールアドレス、ポスト(投函)別に DM を受取っているかどうか聞いたところ、パソコンのアドレスでは全体の71.1%が、また携帯のアドレスでは全体の27.7%が受信していると回答。

またポストへは全体の82.7%が投函されていると回答した。印刷物による DM が依然として多い一方、パソコン宛の DM も高い比率で受信していた。

DM の受取り方に関し、性別、年代別で差が見られたのは携帯電話のメールアドレスへの受信で、女性が31.9%で男性を8ポイントほど上回り、40代が32.3%で20代、30代よりも7〜11ポイント以上高かった。

パソコン、携帯電話、ポストのそれぞれで受取った DM を読んでいるか聞いたところ、毎回読んでいる積極派は、パソコン宛では7.1%、携帯宛では10.1%、郵送では4.9%だった。携帯アドレス宛の DM は受信比率が低いものの、受信者の10人に1人は確実に目を通している点が興味深い。

「毎回読んでいる」と「たまに読んでいる」をあわせた「読んでいる」人の比率は、パソコンのアドレスで63.6%、携帯のアドレスで61.6%、郵送では46.3%。印刷物の DM より電子メールの DM のほうが読まれる確率が高かった。

なおパソコン宛の DM は20代が72.0%、携帯宛の DM を高比率で読んでいるのは女性と40代で、それぞれ64.5%、65.1%と回答している。

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