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2008年12月05日(金) 11時56分

GoogleとFacebook、それぞれデータ共有の「Connect」技術を提供開始ITmediaニュース

 米Googleと米Facebookは12月4日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の友人リストなどをほかのブログやサイトに追加して、ソーシャル機能を持たせることが可能な技術を、それぞれ提供開始すると発表した。両社ともに5月にそれぞれの技術を発表している。

 「Google Friend Connect」β版を導入すると、Webサイトオーナーはスニペット(目的別に用意された短いコード)をコピー&ペーストするだけで、自分のサイトへの友人の招待、メッセージ投稿、レビューなどのSNS機能や、OpenSocial開発者コミュニティーが開発したアプリケーションを組み込むことができる。

 Friend Connectを導入したサイトでは、Google、Yahoo!、AOL、OpenIDのいずれかのアカウントを使ってログインできる。またPlaxo、orkutなどで作成したプロフィールや友人リストを、Friend Connectを使ってほかのサイトでそのまま流用できる。

 Facebookの「Facebook Connect」は、Facebookのプロフィールや友人リストなどの機能を、ほかのサイトで利用できるようにする技術。Facebookは同日から、Facebook Connectを導入したWebサイトを訪問すると、「Connect with Facebook」のアイコンが表示されるようにした。アイコンをクリックすると、そのサイトでFacebookの機能を利用可能にするかどうかを尋ねるプロンプトが表示される。

 Facebook機能の利用を承認すると、そのサイトにFacebookのアカウントを使ってログインできるようになり、友人リストなどのFacebook機能が当該サイトで使えるようになる。現在Facebook Connectを導入しているのはCityserach、CNNのThe Forum、CBSのThe Insider、TechCrunch、Govit、Howcast、vLaneなど。

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