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2008年12月05日(金) 11時25分

丸明前社長ら立件へ=飛騨牛で等級偽装、販売の疑い−岐阜県警時事通信

 岐阜県養老町の食肉卸売会社「丸明」の飛騨牛偽装表示事件で、県警生活環境課などは5日、等級を偽って牛肉を販売したとして、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、吉田明一前社長(65)ら同社関係者数人を近く立件する方針を固めた。
 県警は、これまでの関係者聴取などで、吉田前社長が偽装を主導した疑いが強いと判断した。
 調べによると、前社長らは昨年11月、大手飲料会社が実施した懸賞キャンペーンに関し、最高級の5等級の飛騨牛を提供する契約を結びながら、実際には4等級の商品を納入した疑いが持たれている。 

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