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2008年12月05日(金) 08時49分

「宇宙からメリクリ!」〜JAXA、ネット衛星からのメール伝送実験の参加者募集RBB TODAY

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の基本実験の一環として、Eメール伝送実験を実施することを発表した。「きずなに対して広くみなさまに親しみをもっていただきたい」とのことで、誰でも参加可能となっている。

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 今回のEメール伝送実験は「宇宙から、メリークリスマス」と題して、クリスマスのメッセージメールを家族・友人・知人等に送信するもの。募集期間中に登録された各送信先のアドレスやイラストカード等を、いったんJAXA内のサーバにて保存し、24日にまとめて「きずな」へ向けてJAXA筑波宇宙センターから伝送する。「きずな」で中継したメールはもう一方の地球局で受信し、JAXAのメールサーバを経由して相手先に届けられるというものだ。メールはパソコン宛てでも携帯電話宛てでもOKだ(jaxa.jpからメール受信が可能になっていること)。

 メッセージは迷惑メール防止のために、自由文ではなく定型カードイメージを募集サイト上で選択する形となる(画像添付)。また固定本文には「きずなから送られてきたメールです」という内容の文章が入る。1回の申込みで5名のあて先まで指定できる。メールの募集期間は4日〜22日17時まで。参加申し込みは宇宙利用ミッション本部公開ホームページトップからの入口、JAXA 公開ホームページトップからの入口、参加お申し込みサイトから可能。

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JAXA(宇宙航空研究開発機構)|宇宙利用ミッション本部:Satellite Navigator|FLASH版
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000000-rbb-sci