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2008年12月05日(金) 20時00分

防カビ剤検出「ポッカレモン」、公取委が排除命令読売新聞

 ポッカコーポレーション(名古屋市)が販売する「ポッカレモン100」と「ポッカ焼酎用レモン」から、未使用と表示しながら防カビ剤が検出された問題で、公正取引委員会は5日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。

 公取委によると、商品の容器には「防カビ剤は使用していない」と表示されていたが、実際には、イスラエルやアルゼンチンから輸入した原料のレモン果汁に、微量の防カビ剤「イマザリル」が含まれていた。安全性に問題はなかったという。

 同社は今年9月、ホームページ上で防カビ剤検出の事実を公表し、商品を自主回収していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000058-yom-soci