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2008年12月04日(木) 18時08分

「天気予報API」を気象協会が公開ITmediaニュース

 日本気象協会は12月4日、天気予報や気象関連の指数情報をAPIとして利用できる「天気予報API」を来年1月7日から提供すると発表した。基本的に法人などに向けた有料サービスだが、教育機関や非営利団体、個人を対象に無償提供プログラムを準備している。

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 天気予報、週間天気予報を基本情報として提供するほか、オプション情報として紫外線情報(日別/時別)や花粉情報、アイスクリーム指数、風邪ひき指数など16種類の指数情報も利用できる。

 APIは原則としてウィジェットやブログパーツなどのアプリケーションでの利用に限定。ウィジェットなどに天気予報や指数情報を表示させたり、キャラクターに雨の日には傘を持たせ、花粉の多い日にはマスクをさせる──といった演出にも活用できる。公開されている飲食店情報APIと組み合わせ、ビール指数の高い日にはビヤホールを紹介するといったツールなども作れる。

 初期費用として10万5000円が必要。基本情報は月額3万1500円から、オプション情報は1情報につき月額2万1000円。無償提供プログラムは、利用方法の提案を審査で選び、教育機関や非営利団体、個人を対象に無償提供するという。

 アップフロンティアとの共同事業として行う。サービスの利用申し込みなどは専用サイトで受け付ける。API活用についての説明会も開く予定。

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