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2008年12月04日(木) 10時36分

酒気帯びでも免許取り消し=行政処分も厳格化−道交法施行令改正案・警察庁時事通信

 警察庁は4日、飲酒やひき逃げなど悪質な車の運転に対する違反・事故点数を大幅に引き上げる道交法施行令改正案をまとめた。行政処分も厳格化され、酒気帯び運転は、免許停止90日間か免許取り消し・欠格2年間となる。講習を受けて停止期間を短縮されても、少なくとも45日間は車を運転できなくなり、飲酒運転根絶への包囲網がさらに強化される。
 昨年9月に飲酒運転やひき逃げの刑事罰が強化され、新たに免許を取得できない欠格期間が最大5年から10年に引き上げられたことに伴う改正。5日から約1カ月間、一般からの意見を募った上で、来年6月の施行を目指す。 

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