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2008年12月04日(木) 13時02分

岐阜地検:「裁判員制度の理解に努力を」 吉田検事正、着任で抱負 /岐阜毎日新聞

 岐阜地検に3日、吉田統宏検事正(55)が着任した。吉田検事正は会見で、来年5月から始まる裁判員制度について「法曹三者のプロの考え方に国民の新鮮な視点が入る。検察官も分かりやすく迅速に公判を進めることになり、良いことだ。国民に裁判員制度の考え方を理解してもらえるよう努力したい」と抱負を述べた。
 岐阜県の印象は「風光明媚(めいび)。古い町並みも残り、良い所がたくさんあるので、趣味の散歩に出かけるのが楽しみだ」と話した。
 長崎県出身。慶大法学部卒業後、79年に検事任官。東京高検検事、東京地検特別公判部長、最高検検事などを歴任した。【山田尚弘】

12月4日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081204-00000119-mailo-l21