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2008年12月03日(水) 18時00分

露大統領、5日にインドとの原子力協定署名へインド新聞

 ロシア政府は3日、ドミトリー・メドヴェージェフ大統領が4日よりニューデリーを訪れ、インド国内で原子力発電所を増設することについて協定を結ぶ予定であることを発表した。

 ロシア連邦原子力公社(RosAtom)のセルゲイ・キリイェンコCEOは、「タミルナードゥ州のクダンクラム原子力発電所にて4つの原子炉を新設する計画があり、5日に二国間協定が結ばれる予定」とした。

 また、同社の広報担当者は、ロシアがインドの発電所に核燃料を供給する協定も検討されており、今回の大統領訪印中にも結ばれる可能性があるとした。

 ロシアの原子力関連企業アトムストロイエクスポルトは2002年よりクダンクラム原子力発電所で軽水炉を2つ建設する事業を進めている。

 11月にも、ウラジミール・プーチン首相は、インドがロシアの原子力機器を購入できるよう、インドに融資することに前向きである意向を明らかにした。

12/03/2008 04:42(モスクワ発)PTI

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000005-indonews-int