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2008年12月03日(水) 15時50分

「テロ事件の逮捕者、パキスタン人を自認」ムンバイ警察インド新聞

ムンバイ警察は2日、26日の同時テロ事件で逮捕した犯人が自らパキスタン人であることを認めたと発表した。
 ムンバイ警察本部長のハサン・ガフォール氏によれば、テロ犯行グループは10人構成。逮捕されたアジマル・アミン・カマル容疑者が唯一の生存者となる。

 ガフォール氏は「犯人グループはパキスタンのカラチから船で出発し、国際水域にてSOS信号旗を揚げ、救助に来たトロール漁船をハイジャック。乗組員を殺害し、ムンバイに乗りつけた」と述べた。

 なお、犯人グループは元軍隊員に訓練を受けた上で犯行に及んだとされており、中には1年以上も前から訓練していたメンバーもいたという。訓練の指導者が所属していた軍隊については、ガフォール氏はコメントを控えた。

 パキスタン政府がテロ事件に関与しているとの見方については、同氏は「捜査は進行中。証拠が発見された際には発表する」とした。

2008/11/0221:53(ムンバイ発)PTI

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000002-indonews-int