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2008年12月03日(水) 17時02分

県庁の昼休みが3年ぶりに1時間に/勤務時間短縮分を充てるカナロコ

 県は三日、二〇〇七年度から四十五分に短縮されていた職員の昼休みを、〇九年四月から一時間に戻すことで県職員労働組合連合協議会と合意した。〇六年度までは休憩時間(四十五分)と有給の休息時間(十五分)を合わせた一時間の昼休みがあったが、休息時間の制度が全国的に廃止されたため、過去二年間は昼休みが短くなっていた。

 県人事委員会が十月、国の人事院勧告を踏まえて、原則一日八時間の勤務時間を民間企業の実態に合わせて十五分短縮するよう県と県議会に報告。勧告を受け、国も十五分短縮を閣議決定しており、県は午前八時半〜午後五時十五分の基本的な勤務時間は据え置き、短縮分を昼休みに充てることで調整した。

 また、裁判員に選ばれた場合の休暇を有給扱いにすることでも合意に達した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000006-kana-l14