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2008年12月03日(水) 16時52分

小室哲哉被告初公判1月21日 5億円詐欺罪で大阪地裁東京新聞

 大阪地裁は3日、著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺罪で起訴された音楽プロデューサー小室哲哉(こむろ・てつや)被告(50)の初公判を来年1月21日に開くことを明らかにした。

 小室被告は起訴事実を認め、現在は保釈されている。共に詐欺罪で起訴された、小室被告が役員を務めるプロダクション「トライバルキックス」監査役木村隆(きむら・たかし)被告(56)の審理は、事前に争点を絞り込む公判前整理手続きの適用が決まった。

 起訴状によると、小室被告は2006年8月、これまでの作品約800曲の著作権を二重譲渡していたのに、「僕に著作権がある」とうそを言って、10億円で譲渡する契約を兵庫県芦屋市の投資家男性と締結。「印税収入が妻に差し押さえられていて、解除に必要」と言って先払いさせた5億円をだまし取った、とされる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008120301000523.html