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2008年12月03日(水) 19時51分

予算編成基本方針を閣議決定 政府産経新聞

 政府は3日夕の臨時閣議で、平成21年度予算編成の基本方針を決定した。歳出削減をうたった「骨太の方針2006」に基づき7月に閣議了解された概算要求基準(シーリング)は、原案で「堅持」としていたのを「維持」とした。「重要課題推進枠の活用」などで「果断な対応を機動的かつ弾力的に行う」と明記することで、公共事業費の削減などを抑える方針を盛り込み、歳出抑制の方針を事実上転換した。

 社会保障費は、「安定した財源を確保する必要がある」とすることで、自然増分を毎年2200億円抑制する方針を事実上修正した。麻生太郎首相は社会保障費抑制分をたばこ税増税などで補填(ほてん)する考えだ。

 23年度までの基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化という政府目標については「努力するが国民生活を守ることを最優先し、必要な対応を図る」と後退させた。

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