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2008年12月02日(火) 00時43分

<セクハラ相談情報>早大の嘱託職員から流出の可能性毎日新聞

 東京都内の私立大のものとされるセクハラ相談の情報がネット上に流出した問題で、早稲田大は1日、心理相談を担当する嘱託職員から流出した可能性が高いと明らかにした。

 早大によると、流出した資料は99〜04年に相談を受けた391件。嘱託職員がデータを自宅に持ち帰ったことを認めた。作業中のデータがファイル交換ソフトを通じて流出した可能性が高いという。

 資料にはセクハラを訴える学生らと、加害者とされる教授らの実名が記載され、特定のファイル交換ソフトがあれば閲覧できる。一部は加工され、ネット上の掲示板に載っている。流出データはもっと多い恐れもある。

 早大は今後、事実関係の調査を進め、関係者への説明や謝罪を行い、流出にかかわった職員の処分を検討する。【山本紀子】

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000002-mai-soci