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2008年12月02日(火) 15時25分

裁判員制度:反対の市民団体が会見 /長野毎日新聞

 来年5月に始まる裁判員制度に反対する市民団体が1日、県庁で会見を開き、制度廃止を求めた。
 弁護士や宗教者でつくる「裁判員制度を考える会 長野」の事務局世話人、小野千鶴さん(67)は「候補者通知に戸惑っている人の相談を受けながら活動を広めたい」と言う。
 同席した善光寺玄証院住職、福島貴和さん(61)は「時には死刑判決を出す苦しみはプロ(の裁判官)が一番分かっているはず。市民に押し付けるべきではない」と指摘し、地域合同労組千曲ユニオンの坂本泰信さん(59)も「労働者にとって休みを取るのは難しいし、職場に混乱とあつれきを生む」と語った。【大島英吾】

12月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000144-mailo-l20