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2008年12月02日(火) 13時07分

セクハラ相談情報など流出 早大、ネットに719件分東京新聞

 早稲田大は2日、1999年4月−2007年5月に学生や教職員から寄せられたセクハラ(性的嫌がらせ)などに関する相談について、少なくとも719件分の内容がインターネット上に流出したことを明らかにした。

 流出した内容は相談者の名前や所属、「セクハラ」「パワハラ」「ストーカー」などの被害内容、相手の名前や所属などが含まれている。

 カウンセリングを担当する女性嘱託職員が7月に資料を自宅に持ち帰り、データベース化の方法を聞くために知人男性にメール送信したところ、ファイル交換ソフトを利用している男性のパソコンから流出した可能性が高いという。

 早大では内部資料の持ち出しを禁止しており、嘱託職員の処分を検討。広報室は「関係者に深くおわびしたい。再発防止を徹底し、信頼回復に努めたい」としている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008120201000325.html