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2008年12月01日(月) 00時04分

大島国対委員長が記録更新=在任期間、中川氏抜く時事通信

 自民党の大島理森国対委員長は1日、通算在任日数が1128日となり、中川秀直元国対委員長が持っていた同党の最長記録を塗り替えた。衆参ねじれ国会で陣頭指揮に当たってきた大島氏。延長国会でも野党の攻勢に神経をすり減らす日々が続きそうだ。
 大島氏は2000年12月から02年9月まで、森、小泉両内閣の下で国対委員長を務めた。07年の参院選での自民党惨敗後、国会運営の手腕を買われて同年8月に再登板。今年9月の麻生内閣発足に際しては、盟友の麻生太郎首相から官房長官への就任を要請されたが、自ら国対委員長再任を求めた。
 大島氏は「振り返ってみれば長過ぎた、この場に居過ぎているのではという思いもある」としつつも、「まだ『辞めろ』と言われていないので、職にある限りは麻生内閣のために全力を尽くしたい」と話している。 

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