未公開株詐欺で社長ら逮捕＝「無風力発電機を開発」とうそ−高知県警（時事通信）

2008年12月01日(月) 12時21分

　存在しない会社の未公開株を上場するなどと偽り、約700万円をだまし取ったとして、高知県警捜査2課などは1日までに、詐欺の疑いで、高知市上町、会社社長石崎貞利容疑者（60）ら2人を逮捕した。
　石崎容疑者は金を集めたことは認めているが、詐欺行為は否認しているという。同課などは同様の手口で約70人から約1億円を集めたとみて調べている。
　調べによると、石崎容疑者らは2005年9月から12月にかけて、「無風力発電機が完成した」「1株35万円が数倍にもなる」などと偽り、「日本無風力発電」という架空会社の未公開株の購入を勧誘。兵庫県内の主婦（72）ら4人に対し、同容疑者名義の口座に約700万円を入金させた疑い。　

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