米銀大手JPモルガン・チェースが投資銀行部門の約10%に当たる約3000人を削減する見通しとなった。20日の米メディアが関係者の話として報じた。
金融危機を背景に、米銀大手シティグループが5万人の追加削減策を打ち出すなど金融機関のリストラが加速している。
JPモルガンはサブプライム住宅ローン問題が深刻化した後も、米証券大手ベアー・スターンズを吸収合併するなど比較的経営が安定していた。だがその後、一段の景気悪化で事業環境が厳しくなっている。
今回の削減は、ほとんどを年内に実施するという。(共同)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081121-OHT1T00187.htm