国連は17日までに、国連の人権や平和活動をアピールする平和大使に南アフリカ出身の米女優シャーリーズ・セロン(33)を任命、セロンは同日の記者会見で女性の人権向上に取り組む意欲を語った。
セロンは映画「モンスター」で連続殺人犯を演じ、米アカデミー賞主演女優賞を受賞。少女時代、アルコール依存症で家庭内暴力を振るう父親を母親が殺害する現場に居合わせた体験を持つ。会見では「任命を謙虚に受け止め、国連のために働けることを楽しみにしている」と述べた。
平和大使はセロンが10人目で、米俳優ジョージ・クルーニーやバイオリニストの五嶋みどりさんらが任命されている。(共同)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081118-OHT1T00180.htm