【ワシントン13日共同】米中央情報局(CIA)のヘイデン長官は13日、ワシントン市内で講演し、米中枢同時テロを指揮したとされる国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が現在、アフガニスタンと国境を接するパキスタン北西部の部族地域に潜伏しているとの見方を示した。
長官はその上で「ビンラディン容疑者は生きるために大変な労力を費やし、アルカイダの日常活動からは離れているようだ」と指摘。しかし、アルカイダ自体はアフリカや中東に浸透しており「大規模な対米テロが起こるとすれば、アルカイダ系組織が引き起こすだろう」と述べた。