硫化水素で強殺未遂＝50歳男再逮捕−広島県警（時事通信）

2008年11月04日(火) 18時04分

　広島県廿日市市のマンションで硫化水素が発生し、部屋を所有する男性会社経営者（64）ら2人が病院に運ばれた事件で、県警廿日市署は4日、強盗殺人未遂などの疑いで、知人の広島市西区田方、会社役員出本周二容疑者（50）＝窃盗などの罪で起訴＝を再逮捕した。容疑を大筋で認めているという。
　調べによると、出本容疑者は男性からの借金数千万円の返済を免れるため殺害を計画。10月14日午前5時10分ごろ、男性の部屋で硫化水素を発生させて、男性と一緒にいた知人（34）を殺害しようとした疑い。
　出本容疑者は、男性から再三借金返済を求められていた。関係先からは硫化水素を発生させる方法を記したメモが見つかったという。　

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