＜八百長報道＞貴乃花親方が出廷、強く否定…週刊新潮訴訟（毎日新聞）

2008年10月15日(水) 20時35分

　大相撲元横綱の貴乃花親方（３６）＝本名・花田光司＝らが週刊新潮の記事で名誉を傷付けられたとして、発行元の新潮社と編集長に約３８００万円の賠償などを求めた訴訟の口頭弁論が１５日、東京地裁（松本光一郎裁判長）であった。貴乃花親方が出廷し「元横綱の名誉にかけて八百長と言われる相撲を取ったことは一度もない」と自分の八百長報道を強く否定した。

　同誌０５年６月３０日号は、若・貴兄弟対決となった９５年九州場所の優勝決定戦について「貴乃花が（父親の故）二子山親方から『明日はわかっているだろうな』と暗に負けてやるように言われたため、当日はあっけなく負けた」との記事を掲載した。

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