2008年10月11日(土) 10時58分
ペイリン氏の職権乱用認定=共和党陣営に打撃−米アラスカ州審議会(時事通信)
【ワシントン10日時事】米大統領選の共和党副大統領候補ペイリン・アラスカ州知事が州公安委員長を私的な理由で解任したとされる職権乱用疑惑で、同州議会の立法審議会は10日、これを認定する報告書を公表した。
ペイリン氏は、8月に副大統領候補に指名されて以来、異色の経歴で話題をさらい、一時は同党大統領候補マケイン上院議員の支持率上昇にも貢献。一方で、個人の資質や経験不足が疑問視されていた。今回の調査結果は、金融危機の発生以降、逆風に苦しむマケイン氏にとって新たな打撃となりそうだ。
ペイリン氏は、自身の妹と離婚のトラブルを抱えていた義弟の警察官を解職するようモネガン公安委員長(当時)に働き掛け、これに抵抗した同氏を7月に解任したとして、職権乱用の疑いで調査されていた。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000055-jij-int