2008年10月05日(日) 21時51分
横田めぐみさん44回目の誕生日(産経新聞)
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=が44回目の誕生日を迎えた5日、めぐみさんが卒業した新潟市立新潟小学校の当時の教員や友人ら約50人が同市内のホテルで誕生会を開いた。
当時、校長としてめぐみさんに卒業証書を手渡した救う会新潟の馬場吉衛会長(87)は「今年こそめぐみさんにこの席に来てほしいと思っていたが、残念」と話し、被害者の1日も早い救出を期待した。
父、滋さん(75)と母、早紀江さん(72)の間にめぐみさんの席が設けられ、笑顔の写真が飾られた。中学の同級生で、バイオリニスト、吉田直矢さん(44)が、早紀江さん作詞の「コスモスのように」などを演奏。早期の帰国を祈った。
夫妻は「世論の力で解決に導いていただき、来年はめぐみと一緒に祝いたい」と支援を訴えた。
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