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2008年09月15日(月) 00時00分

学力テストの成績明暗 笠岡中国新聞

 笠岡市教委は12日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果概要を発表した。市内の小中学生の平均正答率は全8科目で岡山県平均を上回った。中でも中学生は数学Aを除き全国平均より高かった。

 テストは4月、国語と算数(数学)で基礎的知識を問うA問題と応用力をみるB問題で実施。市内全公立校の小学6年と中学3年計1006人が受けた。県平均は全8科目で全国を0.4ポイント—2.7ポイント下回った。

 笠岡市では、昨年唯一、県平均より低かった算数Bが向上して全国平均に近づいた結果、小学生は全4科目で「県平均より高いが全国平均より低い」位置付けとなった。中学生は昨年すべてで県・全国平均を超えたが、今年は数学Aで、図形や数量関係の正答率が全国よりかなり低く、課題を示した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809150023.html